はじめに
この仕事をしていると様々な決算書を見ることがあります。
すると「????」な決算書があります。
中でも「おいおい、これは・・・」と思う決算書ありますが、決まりはないので「ふーん・・・」と思います。
特に多いのは「何でもかんでも雑費にぶち込む」決算書ですね
ビッチリ横分け黒ぶちおじさん達のハートをわしずかみするような決算書じゃねーか!と見ながら静かにお茶を飲む日々です。
さて、今回はよくない決算書シリーズとして「勘定科目がおかしい」を説明したいと思います。
ルールがあいまいだから
経理の世界では「絶対にこの勘定科目を使いなさい」という強制的なルールはありません。
大まかなルールはあっても、事細かいところはなく、基本的に「会社のルール」を決めておけば大丈夫。
売上→工事売上に変えるとか、消耗品を→、消耗品と消耗工具にわけるとか
一番いけないのは、事務用品費と消耗品費、雑費がグチャグチャしてる場合です。
会社の決算は1年に一回です、月々は大まかでもいいと思います。
毎月毎月考えて、訂正を繰り返せば構いません(資産と経費は間違ってはいけませんが・・)
何年もかけこれは消耗品、これは福利厚生費とラベリングをしていきましょう
まずは基本の勘定科目を理解しよう
例えば消耗品とは何か?事務用品費とグチャグチャになるので、全部消耗品にしたほうが楽です。
ただし、消耗品が多いと横分け黒ぶちおじさん達が「おいおい、この中減価償却資産まじってね?」とメガネの奥がキラリと光ります。
ですので、「勘定科目は多く、金額は少なくなるように」しましょう。
雑費など使うと「おじさんホイホイ」ですので絶対使いません。
おわりに
いかがだったでしょう?
誰のための決算書か?これは「経営者のため」の決算書です。
「経営者がわからなければ意味はない」のですから、基本自分にわかりやすく作りましょう。