はじめに

決算終わりましたよ!

利益はこれくらいで、税金これです!

これが一連の流れだと思います。

赤字じゃ!黒字じゃ!と言っているようでは、ハート様どまりです。

ケンシロウになるには、即これからの計画を考える必要があります。

さらに「どこに重点を置くべきか」

これを考えておけば、ラオウだろうがカイオウが来ようが対応ができます。

そんな赤字はジャギみたいな悪なのか?

トキみたいな正義なのか?

今回は「赤字に重点をおく」に考えていきたいと思います

利益には本当の赤字と見せかけの赤字がある

赤字には2つのパターンがあります。

①利益赤字で、資金収支は赤字。

これは完全にアウトな状態です、世紀末です。

すぐどうにかしないといけません。

②利益赤字で、資金収支は黒字です。

これは資金がまだ回っている状況になっている可能性が高いです。

要は、損益計算の赤字と資金繰りの赤字は違うということです。

メリット~自分自身がスポンサーになろう

と言いつつ赤字は赤字じゃん!

いつか資金尽きるじゃん?

そんなあなたはケンシロウになれるかもしれません。

それでは、見ていきましょう。

赤字にするというということは「経費を作る」ということですが、同時に「お金が出て行っていしまいます」これは現金が外部に流れてしまいます。

これでは意味がありません。

ですので、現金の支払いを外部ではなく内部(社長)にすることです。

具体的には、役員報酬、賃借料(社宅)などで経費にするがお金は社長でプールするしておきます。

例えば、

売上10,000円、経費9,000円、利益1,000円の会社があります。

これを役員報酬800円、賃借料300円にすると赤字100円になりますが、お金は社長に回ります。ので個人で預金プールできます。

プールしたお金を、会社に貸すことで「社長が銀行になり、利息をもらう」ことができます。

これが中小零細企業の特権と言えるでしょう。

デメリット~銀行がいい顔しない~

さきほど、わざと赤字にするとしましたが、あくまで税金対策です。

私がいつも皆さんにお伝えしていることで「世の中バランスでできている。片方で得しても、片方で損します」という言葉があります。

100%お得なことは絶対にないということです。

この場合、「利益を赤字にする=融資が受けにくい」ということです。

ここで大事なものは「わざと赤字にしている」と伝えないといけません。

ココがコミュニケーションです。

担当者によってはいかなる理由でも赤字は貸さないという、安全パイをとる人もいます。

それならそれで、黒字にする必要あります。

そのためには、まず「個人でお金は持っている」ことをアピールすることです。

その時の金融機関の考えで違ってきますが、「個人で現金がこれだけある」を証明すれば、これを定期預金(担保)にしてお金を借りる方法ができます。

詳しくは、別の回で詳しくお伝えします。

おわりに

見せかけの赤字とは、合法な節税ですが、社保や個人の税金にかかわります。

税率がどっちが安いか?など考えないといけません。

社保高くなったじゃん!と言われましたこともありましたが・・・

将来年金として返ってきますよーというしかありません。

これをメリットととるか?デメリットとみるか?・・・

難しいところではあります。

生活費など様々な条件を組み合わせて総合的に考えましょう。

そうすればユリアと二人で楽しく過ごせると思います。