はじめに
はじめに、新しいクライアントの仕事をするときに、過去の決算書と元帳を確認するのですが、元帳をみると前担当者の癖や几帳面さがみれて面白いものです。
中には「おいおい・・、なんじゃこりゃ~」と思う元帳もあります。※内容がよーわからん
まあ、クライアントもほぼほぼ元帳なんて見ないのでまあいいかと思って進めますが、私はこっちがメインなので私は手を抜くことはできません。
元帳で大切なのは「摘要」です。
今回はこの「摘要」について考えていきたいと思います。
摘要とは
摘要とは、本や参考書みてもほぼほぼ説明ありません。
ちなみに辞書を引いても「要点を抜粋したもの」・・・
時間のムダでした。ひでぶ。
会計用語でしょうが当たり前すぎて説明不要なのでしょう。
なので、取引内容をわかりやすく説明するものと考えていいかと思います。
しっかり書いてあるのと、書いてないのではあとで面倒になることもあります。
それは恐怖のラオウ襲来の時です。
摘要に書く内容は
いつも言っていることですが、決算は誰のため?です。
が「社長も、金融機関」もあんまり関心はありません、すごい興味を持つところはただ一つ「ラオウ様」です。
ラオウにガチャガチャ言われないような書き方が必要です。
とにかくラオウは疑いの目で帳簿をみるのでタチが悪いです。
ですのでまずは「元帳みるだけで事足りる」ようにしましょう。
その中の面倒な科目の一つに交際費があります。
飲食なのか?贈り物なのか?香典なのか?誰に?誰と?をはっきりさせないと睨みつけられます。
飲食の場合は「○○建設4名様接待 スナック○○」と書いて、「香典 ○○商店社長」と書いておけば因縁つけられることはありません
あまり実務的に明らかに違うものには「北斗神拳」が炸裂します。
会計ソフトにはどう書くか
元帳をみるときはきれいに、見やすくが一番です。
ですので、一定のルールを決めて入力しましょう。
勘定科目で何の情報が必要かなのかは違ってきますが、基本は「何を、何のために、どこに払ったか」を書きます。
ですので「何を何のために」+「スペース」+「どこに払ったか」を書きましょう。
例えば、胡蝶蘭○○商店開店祝い ○○花店とかでしょうか
水道や、ガスなど中身は変わらず同じものは
水道代〇月分 水道局で統一するときれいです。
おわりに
摘要もさすがに文字制限があるので、ビッチリかくと逆に見にくいので最低限の情報を書いて領収証で補足しましょう。