はじめに

最近の異常な暑さで今の世の中エアコンなしでは生きていけないようになってしまいました。

そこで会社でも快適に仕事するため、必ずありますがこのエアコンについて考えてみたいと思います。

エアコンは金額によって経費か固定資産かに分かれる

まずはエアコンの取得価格をチェックしないといけません。

間違えやすい事例として、エアコンの取得価格は本体価格に設置費用を加えて評価をします。

最初のハードルは「10万円未満」かどうかですが、ちょっと現在ではほぼないのかな・・・と思いますが、これなら経費として計上できます。

次に「10万円以上20万円未満」なら一括償却資産として3年で経費処理できます。

30万未満ならば条件で「少額減価償却の特例」の選択もできます。

30万円以上ならもちろん固定資産で減価償却です。

№.5408中小企業者等の少額減価償却資産の取得価格の損金算入の特例

タイプによって耐用年数が変わる場合がある

エアコンについてもいろんな種類があるので気を付けないといけません

普通のエアコン、天井に埋め込まれたエアコンなどがありますのでその形式も考えないといけません。

ちなみに、天井に埋め込まれてダクトを通して空調できる場合は「建物付属設備で15年」

さらに「出力22kw以下のものは13年」

それ以外は「器具備品で6年」となります。

修理やクリーニング代は

エアコンが故障したり、クリーニングすることがあると思います。

この場合、修理なら「修繕費」、クリーニング代なら「衛生費」で処理をしましょう。

クリーニングなら「修繕じゃない?」と思われそうですが、修繕費が多いとお上が「これって減価償却資産入ってね?」と疑われるといやなのでわざと「衛生費」を使います。

おわりに

ここでポイントは「金額」でがらりと変わることです。

その時の利益、事業計画でこのままなら利益出そうだなと思うなら買い替えなどを検討して、うまく利益を圧縮しましょう。