はじめに

デンジャラスな社長が、社長室で葉巻くわえて、巨大なアロワナ眺めていたり、会社の受付にきれいな熱帯魚がいたりとか、ディスプレイとしてもなかなかいいアイテムの熱帯魚や金魚。

犬猫や鳥など癒しのアイテムとして「会社でペットとして飼ってみたいな」と思うかもしれません。

これは経費としてどうなのか?

今回は、【熱帯魚】に注目してみましょう。

結論はケースバイケース

いつものことですが、「会社の売上にどう貢献しているか?」だけがポイントになります。

極端な話すると、ペットショップの熱帯魚は販売用であればもちろん仕入です。

では、会社の応接室においてあればどうでしょう?

こうなると、「商談をスムーズに進めるため、応接室の雰囲気を作るために熱帯魚を置いた」ということであれば、大丈夫でしょう。

会社のカウンターや、事務所などおいていても「お客様とのコミュニケーションツール、社員の癒しのため」ということで大丈夫でしょう。

ただ、社長室に置いておくと説得力が落ちます。

それは「社長しかみれないでしょ?」「趣味でしょ?」「プライベートでしょ?」と横分けピッチリ黒ぶちおじさんが難癖付けてきます。

こうなると、かなり厳しいです。

なぜかというと「一日中、社長のところにいる」と「福利厚生(社員)にも当たらず、商談のためにもあたらなくなる可能性があります。

 

勘定科目は何?

勘定科目は原則「器具備品の生物」に当たります。

耐用年数は魚類で2年になりますが、10万円未満であれば一発経費です。

まあ、高級魚はそれなりに問題が出てくるとは思いますが・・・

経費で落とすのであれば「消耗品」が一般的です。水槽、エサなども同じです。

ただし、消耗品が多くなるとピッチリ横分け黒ぶちおじさん達がピンポンしてくるので気をつけましょう。

おわりに

いかがでしたでしょう?

経理の基本は「売上にこの経費がどのように貢献しているか」ということです。

この領収経費?と悩んだら、まず考えましょう!

それが経理の仕事だと思います。